福岡県うきは市にある「浮羽つり堀」に、家族で行ってきました。耳納連山を背にしたのどかな田園風景の中に突然現れる釣り堀で、地元の方だけでなく九州各地や遠方からもわざわざ訪れる人がいるという、ちょっとした穴場スポットです。今回は実際に釣って食べてきた体験をもとに、料金やシステム、アクセスまでまとめてみました。
浮羽つり堀とは

浮羽つり堀は、うきは市浮羽町高見にある釣り堀施設です。もともとは鯉の釣り堀としてオープンし、なんと今年で約50年という歴史ある施設。2019年からは「川魚の女王」とも呼ばれるヤマメも釣れるようになり、今では鯉釣りとヤマメ釣りの両方を楽しめるスポットになっています。
閑静な住宅街と田園風景の間にひっそりとたたずんでいて、初めて訪れる方は「本当にここで合っているのかな」と少し不安になるかもしれませんが、たどり着くとしっかりとした釣り堀がいくつも並んでいて、週末には家族連れで賑わっています。
- 住所:福岡県うきは市浮羽町高見1545-1
- 電話番号:0943-77-3675
- 営業時間:平日10:00〜17:00、土日祝10:00〜18:00
- 定休日:月曜・火曜
- 駐車場:あり
アクセス
最寄り駅は久大本線の筑後大石駅で、徒歩10〜12分ほどの立地です。駅から歩くと、途中でうきはらしいのどかな田園風景を眺めながら向かうことができ、それ自体がちょっとした散歩気分で楽しめます。車の場合は大分自動車道の杷木ICが最寄りで、ICからのアクセスも良く、道の駅うきはからも近いため、うきは観光と組み合わせて立ち寄りやすい場所にあります。駐車場も用意されているので、車での訪問がやはり便利だと感じました。カーナビでは住所検索よりも「浮羽つり堀」で検索する方がスムーズに案内されることが多いようです。
釣り方・料金のシステム
釣り竿やエサはその場でレンタルできるので、手ぶらでふらっと立ち寄れるのがうれしいポイントです。私たちのように「子どもが釣りをしたいと言い出したけれど道具は何も持っていない」という家族でも、気軽にチャレンジできます。
現地の料金表を確認したところ、実際の料金は次のとおりでした(2026年8月時点、変更の可能性があります)。
ヤマメ釣り
- 釣り代金(竿1本・エサ込み):1,000円/30分
- 複数人での交代OK
- 6歳未満のお子さまのみでの釣りは不可(大人の付き添いが必要)
- 生でお持ち帰り:500円/匹(内臓出し・氷・袋付き)
- 塩焼き:700円/匹(お持ち帰りも可)
- 釣ったヤマメは買い取り制で、リリースはできません
- ヤマメの数が少ないときは、スタッフに声をかければ追加で用意してもらえるとのことでした
鯉釣り
- 釣り代金:1,200円/1時間
- レンタル竿:200円
- エサ:100円
- 1本の竿を交代で使う場合:500円/人
- 延長料金:30分500円、1時間1,000円
- リリース:100円/匹(3匹目以降は50円のサービス券あり)
- お持ち帰り:1,500円/匹
- まき餌禁止など、池ごとにルール・マナーの掲示があるので、釣り始める前に一読しておくと安心です
ヤマメは買い取り制でリリースができない一方、鯉はリリースとお持ち帰りのどちらも選べるという違いがあるので、事前にどちらのスタイルで楽しみたいか決めておくとスムーズです。
実際にヤマメ釣りをしてみた
今回は夫婦と5歳の子どもの3人で訪問。受付でエサと竿を借りて、いよいよヤマメ釣りスタートです。池をのぞくと、思っていた以上にたくさんのヤマメが群れで泳いでいて、これなら子どもでも釣れそうだと期待が高まりました。
料金表には「釣り代金1,000円/30分」とありましたが、実際に案内されたのは表示よりも少しゆとりのある時間設定で、焦らずのんびり楽しむことができました。とはいえ、3人で交代しながら釣った結果は2匹。「一人1匹ずつ食べたいね」という話になり、足りない分はスタッフさんに相談してみたところ、池に入って直接手づかみで捕まえる「つかみ取り」をさせてもらえることになりました。子どもは大喜びでズボンをまくってプールに入り、悪戦苦闘しながらも見事に3匹目をキャッチ。竿での釣りとはまた違う達成感があったようで、この日一番のはしゃぎっぷりでした。
釣ったヤマメを塩焼きで実食
釣り上げた2匹とつかみ取りの1匹、合計3匹はすべて塩焼きにしてもらうことにしました。注文してからしばらく待つと、香ばしい匂いとともに焼きたてのヤマメが登場。頭からしっぽまで骨ごとパリッと食べられるほど香ばしく焼き上げられていて、川魚特有の淡白ながらもしっかりとした旨みが感じられました。
一人1匹ずつ、家族3人でそれぞれ丸ごと味わえたのも満足度が高いポイントでした。釣ってからほとんど時間を置かずに焼いてもらえるので、鮮度の良さがそのまま美味しさにつながっている感覚があります。自分で釣った(そしてつかみ取りした)魚をその場で食べられるという体験は、スーパーで買う魚とはまったく違う特別感がありました。
食事コーナーには「おにぎり2個で200円」といった軽食メニューもあり、私たちも小腹満たしにいただきました。ヤマメの塩焼きだけでもお腹はある程度満たされますが、おにぎりも合わせるとちょうどいい満足感になります。
鯉釣りも楽しめる
浮羽つり堀のもうひとつの楽しみ方が、もともとの看板メニューでもある鯉釣りです。料金表によると、釣り代金は1時間1,200円(レンタル竿200円・エサ100円は別)で、1本の竿を複数人で交代して使う場合は1人500円。延長も30分500円、1時間1,000円で可能です。釣った鯉はリリース(100円/匹、3匹目以降は50円のサービス券)か、お持ち帰り(1,500円/匹)を選べる仕組みで、ヤマメのような買い取り制とは違い、その場で好きな方を選べるのが特徴です。まき餌禁止など池ごとのルールもあるので、掲示をよく読んでから始めるようにと案内がありました。
ヤマメ釣りが「釣って食べる」体験なのに対して、鯉釣りは「釣って楽しむ・選べる」体験というように、目的に応じて使い分けられるのもこの釣り堀の懐の深さだと感じました。時間に余裕がある日は、ヤマメ釣りと鯉釣りの両方にチャレンジしてみるのもおすすめです。
混雑状況とおすすめの訪問時間
浮羽つり堀は、特に土日祝日の午前中から昼過ぎにかけて家族連れで賑わう傾向があります。ヤマメ釣りは午前中の方が活性が高くヒットしやすいという声も多く、私たちが訪れたときも、午前中は次々と釣れる一方で、日差しが強くなる午後は少しペースが落ち着く印象がありました。
ゆったりと釣りを楽しみたい場合は、開店直後の時間帯を狙うか、比較的空いている平日の営業日(水曜〜金曜)に訪れるのがおすすめです。夏場は特に日差しが強くなるので、朝のうちに訪れて早めに切り上げる、という過ごし方も快適だと思います。
口コミから見えてくるリアルな評価
実際に訪れた方の口コミを見てみると、「子どもでも簡単に釣れて楽しかった」「焼きたてのヤマメが想像以上においしかった」といった声が多く見られました。一方で、「思ったより暑さや虫が気になった」「人気の時間帯は少し順番待ちになることがある」といった、率直な感想も見られます。
真夏の炎天下や、混雑しやすい休日の昼過ぎを避けて訪れれば、より快適に釣りと食事を楽しめそうです。事前に虫除けや日よけ対策をしっかりしておくことで、口コミにあるような気になるポイントもある程度カバーできると感じました。
周辺のおすすめスポット
浮羽つり堀があるうきは市浮羽町周辺には、季節ごとの果物狩りやカフェ、古民家を改装したお店など、立ち寄りスポットがたくさんあります。いちご狩りが楽しめる観光農園や、十割蕎麦とアウトドア体験ができる古民家カフェなど、釣り堀と合わせて一日楽しめるプランを組みやすいのも魅力です。
道の駅うきはも近いので、地元の新鮮な野菜や果物、加工品をお土産に買って帰るのもおすすめです。釣り堀での体験とあわせて、うきはならではの田園風景をドライブがてら楽しんでみてください。
子連れで行くときのポイント
小さな子ども連れの場合、日差しを遮る帽子や、汚れてもいい服装で行くのがおすすめです。池のまわりは足元が濡れやすいので、サンダルよりも滑りにくい靴の方が安心して過ごせると思います。また、待ち時間ができることもあるので、ちょっとした飲み物やタオルを用意しておくと快適に過ごせます。
料金表には「6歳未満のお子さまのみでの釣りはできません」という注意書きがあり、大人の付き添いがあれば未就学児でも参加できます。我が家の5歳児も問題なく釣り体験ができました。人数分うまく釣れなかった場合でも、今回のようにスタッフさんに相談すればつかみ取りをさせてもらえることがあるので、「せっかく来たのに一人分足りない」というときは、遠慮せず声をかけてみるとよいと思います。池に入る可能性を考えて、着替えやタオルを多めに持っていくと安心です。
魚に触るのが苦手なお子さんもいると思うので、スタッフの方に針を外してもらえるか、事前に確認しておくとスムーズです。私たちが訪れたときも、慣れないうちはスタッフの方が優しくサポートしてくれたので、初めての釣り体験でも安心して楽しめました。
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釣り堀・アウトドアにあると便利なグッズ
- UVカット帽子・キャップ(屋外での日差し対策に)
- 偏光サングラス(水面の反射を抑えて魚の動きが見やすくなる)
- 速乾性のアウトドアシューズ・サンダル(池まわりの水濡れ対策に)
- 虫除けスプレー・虫刺され薬(田園エリアなので必須アイテム)
- ソフトクーラーボックス・保冷剤(持ち帰り用のヤマメの鮮度キープに)
- レジャーシート(待ち時間や休憩スペース用に)
- 汗拭きタオル・着替え一式(暑い時期は特にあると安心)
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まとめ
浮羽つり堀は、約50年の歴史を持つ地元で愛される釣り堀でありながら、手ぶらで気軽に立ち寄れる懐の深さが魅力のスポットでした。ヤマメ釣りから塩焼きでの実食まで一連の体験ができるので、子どもの自由研究や、家族での週末のお出かけ先としてもぴったりです。じっくり引きを楽しみたい方には鯉釣りという選択肢もあり、その日の気分や同行者に合わせて楽しみ方を選べるのもうれしいポイントでした。
うきは市内には他にも果物狩りや古民家カフェなど立ち寄りたい場所がたくさんあるので、浮羽つり堀を起点に一日ゆったりとした「うきは旅」を計画してみてはいかがでしょうか。次に訪れるときは、鯉釣りにもチャレンジしてみたいと思っています。





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