日本人の心のふるさとであり、すべての神社の頂点に立つ三重県の「伊勢神宮(神宮)」。 一生に一度は訪れたい聖地だからこそ、「どんな順番でまわればいいの?」「神様への正しいマナーは?」と気になりますよね。
そこで今回は、伊勢神宮公式が案内している「基本の参拝方法」をベースに、全国1万5,000社以上の神社を巡る神社ソムリエ・佐々木優太さんが提唱する「最高の気が授かるまわり方の極意」を融合させた、究極のお伊勢参りガイドを作成しました!
公式の正しいルートを押さえつつ、ソムリエ流の「神様への心構え」や「裏技スポット」を取り入れることで、あなたのお伊勢参りが何倍も深く、素晴らしいものに変わります。
参拝前に知っておきたい!公式マナーとソムリエの心構え
伊勢神宮の境内は、日常の世界とは切り離された神聖な空間です。まずは基本の型と心構えをセットして鳥居をくぐりましょう。
公式が案内する「参拝の基本作法」
- 鳥居をくぐる時は「一礼」:神様の領域への入り口です。感謝を込めて軽くお辞儀をしてからくぐりましょう。
- 参道の中央(正中)は歩かない:真ん中は神様が通る道。私たちは必ず端を歩きます。
- 拝礼は「二拝二拍手一拝」:深く2回お辞儀をし、手を2回叩き、最後に1回深くお辞儀をするのが神宮の正式なお作法です。
神社ソムリエ流「心のセットアップ」
佐々木優太さんは「神社は心のジム(トレーニングの場)」とお話しされています。 神社はお願い事を丸投げする場所ではなく、日々の生活でブレてしまった自分の心をフラットに戻し、鍛え直す場所。この意識を持つだけで、境内での一歩一歩の感覚がガラリと変わります。
【外宮(げくう)】衣食住の神様へ感謝を届けるルート
お伊勢参りは、古くからの慣わしである「外宮先拝(げくうせんぱい)」に従い、まずは外宮からスタートします。内宮の神様のお食事を司る豊受大御神に、最初にご挨拶へ伺うのが礼儀とされているためです。 ※外宮は手水舎が左側にあるため、公式ルールでも「左側通行」となっています。
STEP 1:火除橋(ひよけばし)~ 手水舎
鳥居の前で一礼し、左側通行で橋を渡ります。手水舎で最初の一掬い(ひとすくい)の水でお口と両手を清めましょう。
STEP 2:正宮 豊受大神宮(しょうぐう とようけだいじんぐう)
- 御祭神: 豊受大御神(とようけのおおみかみ)
- ここがポイント!
衣食住やあらゆる産業の守り神です。伊勢神宮の最も中心である「正宮」では、公式でも「日々の平和や命の恵みに感謝を伝える場所」とされています。私利私欲の願い事はせず、「毎日美味しくご飯が食べられ、安心して暮らせています」という感謝を純粋に届けましょう(※正宮の御帳の内側は写真撮影禁止です)。
STEP 3:土宮(つちのみや)
正宮のあと別宮へ向かう参道で、最初に見えてくるお社。古くからこの地を守ってきた地主神をお祀りしているため、まずは土地の神様へ最初にご挨拶をします。
STEP 4:第一別宮 多賀宮(たかのみや)★重要
- ここがポイント!
佐々木優太さんが動画等でも熱く語る最重要スポット。ここには豊受大御神の「荒御魂(あらみたま=神様の行動的で力強いエネルギー)」がお祀りされています。「個人的な決意表明」や「今一生懸命がんばっていることへの後押し」をお願いするなら、正宮ではなくこの多賀宮になります。
STEP 5:風宮(かぜのみや)
風雨を司り、農作物の成長を支えてくれる神様です。ここでも自然の恵みに感謝を捧げて外宮の参拝は完了です。
【内宮(ないくう)】日本人の総氏神へ繋がるルート
外宮の参拝を終えたら内宮へ。内宮は手水舎や御手洗場が右側にあるため、公式ルールで外宮とは逆の「右側通行」になります。
STEP 1:宇治橋(うじばし)~ 五十鈴川(いすずがわ)御手洗場
鳥居の前で一礼し、右側通行で宇治橋を渡ります。通常の手水舎もありますが、ぜひ立ち寄りたいのが川のすぐそばにある「五十鈴川御手洗場」。佐々木さんもおすすめするこの場所では、清らかな川のせせらぎに耳を澄ませながら、自然の水で直接手を清めることができます。
STEP 2:瀧祭神(たきまつりのかみ)★ソムリエ流・裏技スポット
- ここがポイント!
御手洗場のすぐ近く、木々に囲まれた小さなお社です。公式ルートでも正宮の前に参拝する順序になっていますが、佐々木さん曰く、ここは「内宮の取り次ぎ役(お取次ぎさん)」。 正宮の天照大御神にお会いする前に、ここで「本日、福岡県から参拝に参りました〇〇(名前)です。天照大御神様によろしくお伝えください」と自分の住所と名前を告げておくのが、ソムリエ流の粋なお作法です。
STEP 3:正宮 皇大神宮(しょうぐう こうたいじんぐう)
- 御祭神: 天照大御神(あまてらすおおみかみ)
- ここがポイント!
太陽の神様であり、日本人の総氏神です。石段を上り、白い絹の帳(みとばり)の向こう側で手を合わせます。外宮の正宮と同じく、ここも純粋な「感謝を捧げる場所」。命の源である太陽の恵みや、今こうして生かされていることへの感謝だけを静かに伝えます。
STEP 4:第一別宮 荒祭宮(あらまつりのみや)★願い事を伝える場所
- ここがポイント!
正宮の裏手をぐるりとまわった先にある別宮です。天照大御神の力強い「荒御魂」がお祀りされています。 「内宮で唯一、個人的な願い事や、これから成し遂げたい強い決意を神様に直接宣言して良い場所」が、この荒祭宮です。正宮で感謝の筋を通したからこそ、ここで神様があなたの背中を力強くプッシュしてくださいます。
STEP 5:風日祈宮(かざひのみや)
美しい木々に囲まれた風日祈宮橋を渡った先にある別宮です。風雨を司る神様がお祀りされており、非常に気の良い静かなスポット。参拝の締めくくりに心を落ち着かせるのにぴったりです。
混雑を回避するおすすめの「参拝時間」
伊勢神宮を巡る上で、最も神聖な空気を味わえるのが【早朝参拝】です。
神宮は年中無休で朝5:00から開門しています(※季節により閉門時間は変動)。
午前6:30〜7:00頃に外宮をスタートし、8:00前後に内宮へ移動するスケジュールが理想的。この時間帯なら、観光客の大混雑を完全に回避できるだけでなく、朝の光が木々の間から差し込む、言葉にできないほど美しい景色に出会うことができます。
参拝をすべて終えた午前9:00頃には、内宮の鳥居前に広がる「おはらい町」や「おかげ横丁」のお店が開き始めるため、待つことなく名物の「伊勢うどん」や出来立ての「赤福餅」を朝ごはんとして堪能できますよ!
伊勢・志摩エリアのホテルや温泉宿を探す
伊勢神宮の参拝をゆったり楽しむなら、伊勢市駅周辺のアクセスの良いホテルや、少し足を伸ばして鳥羽・志摩エリアの美しい海の絶景が望めるリゾート温泉宿への宿泊がおすすめです。特に、神聖な気を浴びられる「早朝参拝」を目指すなら、伊勢市内への前泊がベスト!各旅行サイトのお得なプランをチェックして、身も心もリフレッシュされる最高の伊勢旅を予約しましょう。
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伊勢・おはらい町の名物グルメをネット予約で堪能する
参拝の後は、内宮の鳥居前から続く「おはらい町」や「おかげ横丁」で美味しい伊勢グルメを満喫しましょう! もっちりとした太麺に濃厚なたまり醤油のタレが絡む名物「伊勢うどん」や、極上の柔らかさを誇る「松阪牛(まつさかうし)」の牛串・すき焼き、ぷりぷりの伊勢海老や牡蠣などの新鮮な海の幸、そして定番の赤福餅まで、お腹も心も満たされるローカルフードが目白押しです。特に週末やランチタイムの有名店は大変混雑しやすいため、事前のネット予約を活用してスマートに絶品グルメを堪能してくださいね。
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まとめ:基本の型に想いを乗せて、特別な参拝を
伊勢神宮が公式に案内する「外宮から内宮へ、正宮から別宮へ」という正しい基本の型。 そこに、神社ソムリエ・佐々木優太さんが教えてくれる「正宮では感謝を、別宮(多賀宮・荒祭宮)では決意を伝える」という神様への礼儀と心の在り方。
この両方を意識してまわることで、あなたのお伊勢参りはただの観光ではなく、身も心もガラリと生まれ変わる特別な体験になるはずです。 ぜひ次のお出かけの際は、このルートを参考に清々しい神様のエネルギーをたくさんいただいてきてくださいね!



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